2022年2月14日月曜日

赤石山(皇子渓谷)-愛媛県四国中央市

愛媛県四国中央市富郷町津根山にありますが、愛媛県宇摩郡土居町と伊予三島市の境に位置する山で。ここは滝がいくつもあります。登山も楽しめ滝も楽しめるんではないでしょうか
ただ、登山口までのアクセスは決していいと言えるもんではありません。
というのも未舗装の箇所がなんぼもあり。車なら難なく行けるでしょうが、バイクはきついです。
また登山にも時間を要しました。





北麓を中央構造線が東西に走り、断層によって削られた尾根の末端部、いわゆる三角末端面が見事に形成されている。また、東の豊受山(とようけやま)とともに海に向かってそびえるため、低気圧や台風に伴って「やまじ風」という局地風が発生し、南寄りの強いフェーン風が吹き下ろす。断層崖を北流する大地(おおじ)川沿いは、皇子(おうじ)渓谷または赤星ラインと呼ばれ、大小多数の滝が見られる。

のっけからこんな桟橋がワクワクさせます

ここは沢登が面白そうと降りて見ましたが・・・
2月というのに滅茶苦茶ヌメってまったくといってもフリクションがききませんでした(;^_^A


普通に登山で4時間っていうのにこんなの無理やと思い、普通に登山道を通りました。

 伝説では宇摩の大領越智玉澄の船が暴風雨に遭ったとき、闇夜に山から明るい星が飛んで船を導いたので「赤星山」と名付けたという。また頂稜部は比較的ゆるやかで、北西から眺めると豊かな盛り上がりを見せる。端正な姿から「伊予小富士」の別称を持つ。

 登路は南北からあるが、皇子渓谷を遡行する北ルートが一般的。途中には機滝をはじめ、布引滝、稲妻滝、千丈滝など個性豊かな滝が多い。山頂まで約4時間。なお、南ルートは中尾から登り、山頂まで2時間ほどの行程。

 山頂からは瀬戸内海、赤石山系が望めます。

無名滝ですが支流なのもあって水量が少ない

登山開始から48分ぐらいで機滝(はたたき)が見えてきます。



その上3分ぐらいで紅葉滝 


そのまた上2分ぐらいで布引滝 


すぐ上に玉簾



5分ぐらい行くと稲妻滝

水中はというと・・・
水は綺麗ですが、めっちゃ綺麗な川とは言えませんね

さてさて気を取り直して上に!ここで分岐点が現れますが、私は頂上に魅力を目指してるわけでないので、滝方面へ!!
ってもちろんこっちからも頂上にはいけるみたいですが

分岐を超えたあたりから残雪が

といってもアイゼンを履くほどのもんでもなかったのでそのまま強行!

40分のぼったでしょうか無名の滝(氷瀑)が現れました!!
氷瀑はみいっちゃいますね~
ふと、アイスクライミングって面白そうとか思ったのは言うまでないですが



ただの登山道は面白くなく雪があったほうがスリルがあって面白方のは言うまでもなく(笑)

氷瀑から24分ぐらいで千文滝、到着です!

ここまで来たらみんな登頂めざしてるでしょうから滝近くには近寄ってもおらず
新雪をザクザクとすすんでみました( ̄ー ̄)ニヤリ




滝だけ見る分にはここはいくつもあるので楽しめるかもしれませんが
それしかありません。
頂上付近の滝まで行って帰るだけなら3:20
写真とりながらだったので全行程 4:20でした。


2022年2月8日火曜日

百々の滝-徳島県美馬市

徳島県美馬市穴吹町三島三谷にある「百々の滝」です

百々で「どんど」と読むらしぃです。

↓2月の初めにいったので水量は少なめです(;^_^A


ここはグーグルさんに惑わされました(;^_^A
地図は↓ですが


そのまま進むと滝の西側に案内されます。
正しくは赤線が正式なルートです
↓は滝の西側に案内され、降り口みたいなのがあったので降りて見たら・・・
畑みたいなとこにでちゃいました(;^_^A

国道から線路を渡って進んで行くと看板があるとこに分岐があります。

それを右に折れます
ちょっと進むとまた分岐が!それはまっすぐ!
こんな悪路です
バイクではちと怖いです
ちょっと広いとこがあります
その先がもう一枚下の変な建物があるとこに行きつくのでここで停めてもいいかも
ここでも停めれますが

777ってありますが・・・
確かここの郵便番号が777-だったような気がします。
それにあやかってでしょうね
それはさておき・・・
昇って行くと砂防ダムがあります
川らしくものも見当たらず・・・こんなとこに滝があるのか?と滅茶苦茶不安になりましたが、砂防ダムに近づくと、沢の音が、超えたら滝らしきものが見えましたので一安心(笑)
見えたー
ここまで徒歩で6分
ちっちゃ!!滅茶苦茶落胆してたんですが
一応水の中・・・
周りを見渡すと
おぉぉあった!!
水量は少ない物のなかなか素晴らしい
ちなみにすぐそばに東屋があり、案内板がありました。

「百々の滝の名の最古の記録は元禄十五年(一七〇二)今を去る三百年昔の検地帳に三谷村百々下とある。
穴吹町十景の一つにも選ばれた此の滝は村の宝であり誇りでもある。
天下の絶景をさびれさすには忍び難しと村人総出にて環境整備に努めた。今や往時に勝るとして、その雄姿を再び蘇らせた。百々滝は自然の愛し、人を愛する近況近在から訪問に向かい両手を広げて待っている。
滝は落差三間、碧潭30畳、水深一文(落差5.5m 淵の広さ5472m2  深さ2.5cm)にして透けて見える水中には山女(やまめ)、鮠(はや)などのうぐいが七色の飛沫の下を泳いでいた。
水量豊かな懸瀑の響きはドンドンと山峡に谺(こだま)し、其の名、百々の滝とは実に宜なる哉である。
此処には昔から滝の主、七つの龍頭を持つ大蛇が潜み住んでいるそうである。
或る年の夏の日照りに滝の前で大きな雨乞い祭りがあった。修験者は護摩を焚き、法螺貝を吹き、呪文を唱えた。僧は経文を読んで龍神に祈った。
男は踊り女は舞いを舞った。時に一転俄にかきくもり、いなづま、雷鳴と共に地軸も揺るがすばかりの大雨が降った。、幾日か経って岩津の渕に空樽が一つ浮かび上がった。昔の言い伝えに「百々の滝と岩津の間には大蛇が通る穴がある」
というのはまことだった。と今更の如く人々は驚きたり呆れたりした。
滝壺から一段下の巨岩に下駄の歯形が二つ付いている。武蔵坊弁慶が地団太を踏んでつけたといわれている。」  -現地案内板よりー
と書かれてましたが・・・いつ書かれたものかわかりませんが、恐らく、平成の大合併の前はないのかと・・・
合併がH17年でしたから今年はR4年・・・20年前のかな??

ちなみに碧潭は「深く青々としたふち」の意味らしいです。
しかし、水深一文って もっと深い気がするが
あと、ここで出てくる「岩津」とは滝から東に行った隣の市にある場所で7kmぐらい離れたところです。
吉野川沿いですがそこだけ川幅が凄く狭く、流れがきつく恐れられていた場所です



さてさてそれは置いといて、滝の右側の岩場から上に登れそうな場所を発見!



滝から上がまたすごくよかった!!
↓こんな感じで沢登開始(笑)




だいぶ上流まで進むと、簡易水道の跡らしきものがあり、コンクリでせき止められていましたが、これまたいい場所です!!

恐らく1時間30分ぐらいは沢を登ったでしょうか
こんなとこまできちゃいましたが、すごく自然を感じられいい場所でした。




下山には45分ぐらいでした。
ここでの散策時間2時間30分くらい
写真撮りながらでしたが山の中を徘徊してました(笑)