2020年11月12日木曜日

通潤橋-熊本県山都町

 熊本県上益城郡山都町長原ヌ222-2にある「通潤橋」です。

 最近では全国から通潤橋の放水風景を見に来る観光客も多く有名なスポットです。


 橋の上部に3本の石管が通っており、肥後の石工の技術レベルの高さを証明する歴史的建造物であり、1960年(昭和35年)に国の重要文化財に指定され、通潤橋を含む通潤用水は日本を代表する用水のひとつとして農林水産省の疏水百選に選定され、橋と白糸台地一帯の棚田景観は、通潤用水と白糸台地の棚田景観の名称で国の重要文化的景観として選定されています。

八朔祭りの時に行われる放水は有名です。


 嘉永7年(1854年)、水不足に悩む白糸台地に水を送るため、矢部の惣庄屋・布田保之助によって造られた日本最大のアーチ式水道橋です。 

 水路の長さ126m、橋の長さ75.6m、橋の幅6.3m、橋の高さ20.2m、アーチの半径27.6m。

約6km離れた笹原川の上流から水を引き、水路の総延長約30km、灌漑面積は約100haにも及びます。

一昼夜で15,000平方メートルの水を送り、水田を潤す力を備えています。





普段は水がでてません。
1日1回、13時から15分間ですが毎日放水してるわけでは無いみたいです。

放水日時は「通潤橋 放水カレンダー」でググってみてください。


私らは放水時間30分前に到着しましたが、放水時間が近づくにつれ、段々と車も増え
ガラガラだった駐車場も満車、駐車できない程でした!


なお 橋の中央上部両側に放水口が設置されており(川の上流側に2つ、下流側に1つ)、灌漑利用が少ない農閑期には観光客用に時間を区切って20分程度の大規模な放水を行っている。この放水の本来の目的は、石管水路の内部にたまった泥や砂を除くためのものだそうです。

放水時の姿は圧巻です!!間近で見えます。


2016年4月14日に発生した熊本地震で亀裂が入り、水漏れが発生する被害を受けた(橋の石垣がずれて飛び出したり、通水管のつなぎ目がひび割れたりする被害があったため放水が中止されていましたが、修理中の2018年5月には豪雨により石垣が崩落した。
その後も、 2020年3月までに修理を終え、やっと放水できる準備ができ翌月より放水を再開する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて当面の間休止されることとなったそうです。


 2020年7月21日、新型コロナウイルス感染症の流行のため延期していた一般公開を4年3か月ぶりに再開、記念放水が行われた。

アクセスは、通潤橋近くは商店街で少し道が狭いですが、怖がる程の細さではないです。
しかし、放水が終わってから皆が一斉に出始めるの渋滞がおきます。
また出るときは割かし急な上り坂で、登ってすぐ曲がらないといけないので苦労するかも!
道の駅が併設されているので、時間をそこで潰してから出発するのがいいかもしれませんね!

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